「お金が欲しいという気持ち」の記事

お金が欲しいという気持ちは人間として普通のことです。わたしたちは生きていかなければならないので、お金が必要です。でも、そればかりが大きくなると、悲惨な事件が生まれてしまいます。

お金が欲しいというのは、人間として普通の願いである。私たちは、生きていかなければならない。そのためには、お金がどうしても必要である。しかし、その普通の願いでも、度を越してしまうと、大きな事件に発展してしまう。
お金のために人が殴られたり、殺されたりというニュースは、もう、珍しいものではない。年末から年始にかかけて、タクシーの運転手が、命を奪われて、売上金も盗られてしまった。そんな、お金にまつわる殺人事件が多発している。景気が悪い、仕事がない、それも切実な問題であることは確かだが、お金が欲しいという欲望を募らせて、人を殺してもいいという理由にはならないのである。また、元ボクサーが4万円のために人を殺した。そんなニュースが多く、ほんとうに気がめいってしまう。
それとは違って、お金が欲しいという気持ちから一生懸命働いている人もいる。生活するためという理由はもちろんのこと、高い質の生活を送るため、なにか自分の目標を達成するため。理由は様々である。そのために、地道に働いている人は、尊敬に値する。だれだって、てっとりばやく、簡単にお金儲けをしたい。お金を稼ぎたい、と思うが、真面目に地道にコツコツと長い時間働き続けるというのは普通のことのようで、なかなかできないことである。そのような気持ちを高く評価すること、家族が感謝すること、そういうものが欠けてしまう世の中になっているのも悲しいことである。今まで普通に行われてきたことを高く評価しなくなったことが、お金が欲しいということに自制がきかずに、事件になってしまうのかもしれない。世知辛い世の中である。